西阿弥陀村(読み)にしあみだむら

日本歴史地名大系 「西阿弥陀村」の解説

西阿弥陀村
にしあみだむら

[現在地名]高砂市阿弥陀町阿弥陀・阿弥陀一丁目・かな田町だちよう時光寺町じこうじちよう春日野町かすがのちよう中筋なかすじ一丁目

東阿弥陀村の西に位置し、村の南端あま川が流れる。東阿弥陀村とともに山陽道の宿村を形成しており、同道は当村で高砂方面へ向かう道を分岐する(貞享二年「中筋組絵図」船津家蔵)。分岐点には現在でも「右おうかん」「左曾禰之松道」「左高砂十輪寺道」の道標がある。慶長国絵図に西阿弥陀とみえ、一里塚が記される。江戸時代を通じて姫路藩領。正保郷帳では田方四八三石余・畑方七九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android