西頭(読み)にしがしら

精選版 日本国語大辞典 「西頭」の意味・読み・例文・類語

にし‐がしら【西頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 西のはし。西のとりつき。
    1. [初出の実例]「立帰る道すがら馬をはやめて、三条番場、西がしらにあゆまする」(出典:浄瑠璃・持統天皇歌軍法(1713)一)
  3. 馬などの頭(かしら)を西に向けておくこと。
    1. [初出の実例]「勢ひ当りを撥(はらふ)て、西頭(ニシカシラ)に馬をぞ扣(ひか)へたる」(出典太平記(14C後)二九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「西頭」の読み・字形・画数・意味

【西頭】せいとう

西はずれ。

字通「西」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android