西頭(読み)にしがしら

精選版 日本国語大辞典 「西頭」の意味・読み・例文・類語

にし‐がしら【西頭】

〘名〙
① 西のはし。西のとりつき。
浄瑠璃持統天皇歌軍法(1713)一「立帰る道すがら馬をはやめて、三条番場、西がしらにあゆまする」
② 馬などの頭(かしら)を西に向けておくこと。
太平記(14C後)二九「勢ひ当りを撥(はらふ)て、西頭(ニシカシラ)に馬をぞ扣(ひか)へたる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「西頭」の読み・字形・画数・意味

【西頭】せいとう

西はずれ。

字通「西」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android