西鬼怒川(読み)にしきぬがわ

日本歴史地名大系 「西鬼怒川」の解説

西鬼怒川
にしきぬがわ

逆木さかさぎ用水ともいう。上河内かみかわち宮山田の高間木みややまだのこうまぎで鬼怒川から南へ分流し、上小倉かみこぐら今里いまざと上田うわだ芦沼あしぬまを経て河内町に入り、はしを南流し、東岡本ひがしおかもとで再び鬼怒川に合流する。延長約一八・二キロ。鬼怒川の西部を流れるので西鬼怒川の名がある。西川ともいわれ、ここから元和六年(一六二〇)御用ごよう川・九郷半くごうはん川などが派生している。そのほか小室こむろ用水・上小倉用水・下小倉用水・古田ふるた用水・上田用水・西芦沼用水・東下ヶ橋用水・西下ヶ橋用水・岡本新田用水などが分流している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android