西鳥井村(読み)にしとりいむら

日本歴史地名大系 「西鳥井村」の解説

西鳥井村
にしとりいむら

[現在地名]龍野市神岡町西鳥井かみおかちようにしとりい

横内よこうち村・上横内村の東に位置し、東は林田はやしだ川を挟んで野部のべ村。揖東いつとう郡に属し、村内を美作道が通る。領主の変遷は宿しゆく(觜崎宿)村と同じ。郷帳類では北横内村などとともに横落(横大市)村一村で高付される。宝永六年(一七〇九)林田藩領地方覚記(田淵家文書)にも村名がみえず、横内村に含まれた。天明六年(一七八六)の村明細帳(森崎家文書)によると、寛文八年(一六六八)検地が行われ、高一八八石余で、反別は田方八町九反余・畑方四町四反余。安永七年(一七七八)改の際に新開の下々畑四斗余と畑田成出高二斗余が村高に組込まれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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