北横内村(読み)きたよこうちむら

日本歴史地名大系 「北横内村」の解説

北横内村
きたよこうちむら

[現在地名]龍野市神岡町北横内かみおかちようきたよこうち

おく村の東に位置し、南は美作道を境に西横内村。同道を境に横内村とも接していた。東は上横内村。揖東いつとう郡に属する。郷帳類では西横内村・上横内村・横内村・西鳥井にしとりい村・東鳥井村と合せて横大市村あるいは横落村一村で高付される。領主変遷宿しゆく(觜崎宿)村と同じ。宝永六年(一七〇九)の林田藩領地方覚記(田淵家文書)では北横内分高二二一石余とあるが、西横内村の高五四四石余に含まれた。年貢は定免で四ツ二分。慶応四年(一八六八)の田畑反別明細帳(同文書)では朱印高一八五石余・込高三六石余・畑田成出高五石余、田方一二町三反余・畑方一町一反余、ほかに西鳥井村分新開五反余がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android