手桶(読み)テオケ

精選版 日本国語大辞典 「手桶」の意味・読み・例文・類語

て‐おけ‥をけ【手桶】

  1. 手桶〈和国百女〉
    手桶〈和国百女〉
  2. 〘 名詞 〙 取っ手のある桶。水などを汲み入れておくのに用いるもの。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「湯殿のたたみばし子といふ物あり。是は外よりは手桶(テオケ)の通ひもなくたしかに見せ懸け」(出典浮世草子好色一代男(1682)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android