日本歴史地名大系 「西鴨江村」の解説 西鴨江村にしかもえむら 静岡県:浜松市旧敷知郡・引佐郡地区西鴨江村[現在地名]浜松市西鴨江町・大平台(おおひらだい)四丁目入野(いりの)村の西、東神田(ひがしかんだ)川右岸に位置。当村南部で神田川と入野川(現新川)が合流する。西は志都呂(しとろ)村。永禄九年(一五六六)四月二一日の今川氏真判物写(「紀伊国古文書」所収藩中古文書)によれば、今川氏真が「西鴨郷(江)」の二二貫文などを江馬泰顕・時成に与えている。同一二年二月二日には徳川家康が同地などを江馬一成に安堵している(「徳川家康判物写」同古文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報