覆敗(読み)ふくはい

精選版 日本国語大辞典 「覆敗」の意味・読み・例文・類語

ふく‐はい【覆敗】

  1. 〘 名詞 〙 くつがえりやぶれること。
    1. [初出の実例]「晉武奄有三方翻成覆敗(フクハイ)之業」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. [その他の文献]〔後漢書‐天文志〕

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普及版 字通 「覆敗」の読み・字形・画数・意味

【覆敗】ふくはい

敗北滅亡。〔後漢書、天文志上〕(王)敗の變見(あら)はるるり。晝に雲氣り、壞山の如く、軍上に墮(お)つ。軍人皆厭(いと)ふ。謂(いはゆる)營頭の星なり。占に曰く、營頭の墮(お)つる、其の下車、血三千里と。

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