精選版 日本国語大辞典 「見掛」の意味・読み・例文・類語
みえ‐がかり【見掛】
- 〘 名詞 〙 見つけしだい。
- [初出の実例]「話がならざア見えがかり、預けてなりと出入をするが」(出典:歌舞伎・心謎解色糸(1810)四幕)
- 「女子供の容赦無く、見えがかりに殺します、早くお逃げなされませ」(出典:歌舞伎・四十七石忠矢計(十二時忠臣蔵)(1871)九幕)
み‐かけ【見掛】
みせ‐かけ【見掛】
- 〘 名詞 〙 それらしくとりつくろうこと。うわべをそれらしく見せること。外見。
- [初出の実例]「世間の見せかけよく〈略〉町の衆を舟あそびにさそひ」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)六)