見識張る(読み)ケンシキバル

デジタル大辞泉 「見識張る」の意味・読み・例文・類語

けんしき‐ば・る【見識張る】

[動ラ五(四)]いかにも見識があるように振る舞う。また、気位の高い態度をとる。見識ぶる。「―・って口をはさむ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見識張る」の意味・読み・例文・類語

けんしき‐ば・る【見識張】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「ばる」は接尾語 ) 見識があることを特に示すようなふるまいをする。気位の高い態度をする。見識を取る。見識ぶる。
    1. [初出の実例]「権式(ケンシキ)ばって、天下の名人たる画工先生に画を願はんとするならば」(出典落語嵩谷(1890)〈禽語楼小さん〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android