見識張る(読み)ケンシキバル

デジタル大辞泉 「見識張る」の意味・読み・例文・類語

けんしき‐ば・る【見識張る】

[動ラ五(四)]いかにも見識があるように振る舞う。また、気位の高い態度をとる。見識ぶる。「―・って口をはさむ」

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関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「見識張る」の意味・読み・例文・類語

けんしき‐ば・る【見識張】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「ばる」は接尾語 ) 見識があることを特に示すようなふるまいをする。気位の高い態度をする。見識を取る。見識ぶる。
    1. [初出の実例]「権式(ケンシキ)ばって、天下の名人たる画工先生に画を願はんとするならば」(出典落語嵩谷(1890)〈禽語楼小さん〉)

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