見返草(読み)ミカエリソウ

デジタル大辞泉 「見返草」の意味・読み・例文・類語

みかえり‐そう〔みかへりサウ〕【見返草】

シソ科の落葉低木。山地に群生し、高さ50センチ~1メートル。葉は楕円形で対生し、裏面に毛が多い。9、10月ごろ、淡紅色唇形の花を穂状につけ、長い濃紅紫色の雄しべが突き出す。いとかけそう。

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精選版 日本国語大辞典 「見返草」の意味・読み・例文・類語

みかえり‐そうみかへりサウ【見返草】

  1. 〘 名詞 〙 シソ科の落葉低木。本州中部以西の山地の木陰に群生する。高さ〇・五~一メートル。若い茎や葉の裏面に白い星状毛を密生。葉は対生し広卵形か楕円形で縁に鋸歯がある。秋、茎頂に淡紅色の唇形花が穂状にむらがって咲く。濃紫色の雌しべと雄しべが花冠の外に長くとび出している。和名は、その美しい花を人が振り返って見るというところから。いとかけそう。〔広益地錦抄(1719)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「見返草」の解説

見返草 (ミカエリソウ)

学名Comanthoshace stellipila
植物。シソ科の落葉低木

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