見返草(読み)ミカエリソウ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「見返草」の意味・読み・例文・類語

みかえり‐そうみかへりサウ【見返草】

  1. 〘 名詞 〙 シソ科の落葉低木。本州中部以西の山地の木陰に群生する。高さ〇・五~一メートル。若い茎や葉の裏面に白い星状毛を密生。葉は対生し広卵形か楕円形で縁に鋸歯がある。秋、茎頂に淡紅色の唇形花が穂状にむらがって咲く。濃紫色の雌しべと雄しべが花冠の外に長くとび出している。和名は、その美しい花を人が振り返って見るというところから。いとかけそう。〔広益地錦抄(1719)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「見返草」の解説

見返草 (ミカエリソウ)

学名Comanthoshace stellipila
植物。シソ科の落葉低木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android