視話法(読み)シワホウ

デジタル大辞泉 「視話法」の意味・読み・例文・類語

しわ‐ほう〔‐ハフ〕【視話法】

発音の際の口の開き方を図で示し、発音を習得させる方法。言語障害者に応用する。スコットランドのベル父子の考案で、明治中期に伊沢修二遠藤隆吉によって紹介された。

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精選版 日本国語大辞典 「視話法」の意味・読み・例文・類語

しわ‐ほう‥ハフ【視話法】

  1. 〘 名詞 〙 相手の発音の際、口の動きを見て発音を知覚し、音を耳にしないで発音法を身につける方法。吃音その他発音の異常を矯正するのに応用される。スコットランドのベル父子の考案。
    1. [初出の実例]「氏が得意の視話法を伝習し、其応用に依りて日本語は勿論、支那語、台湾語等をも容易く正則的に学習する方法を案出し」(出典:時事新報‐明治三六年(1903)三月七日)

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