覗ける(読み)ノゾケル

デジタル大辞泉 「覗ける」の意味・読み・例文・類語

のぞ・ける【×覗ける】

[動カ下一]
一部分が他から見られる。一部分が現れる。
「太い首から―・けるあたりが真白に脂ぎっている」〈康成雪国
一部分を外に出す。
「横着にも―・けた顔を引っ込めもしずにいた」〈里見弴多情仏心

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「覗ける」の意味・読み・例文・類語

のぞ・ける【覗】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 一部分があらわれる。露出する。あらわれて他から見られる。
    1. [初出の実例]「歯の薄くのぞける口とには金蠅がとまっていた」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の人生観)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 顔やからだを、ある場所から外へ出す。
    1. [初出の実例]「店口には〈略〉菓子箱とかが頭をのぞけて」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉七月暦)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む