デジタル大辞泉 「覗ける」の意味・読み・例文・類語 のぞ・ける【×覗ける】 [動カ下一]1 一部分が他から見られる。一部分が現れる。「太い首から―・けるあたりが真白に脂ぎっている」〈康成・雪国〉2 一部分を外に出す。「横着にも―・けた顔を引っ込めもしずにいた」〈里見弴・多情仏心〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「覗ける」の意味・読み・例文・類語 のぞ・ける【覗】 [ 1 ] 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 一部分があらわれる。露出する。あらわれて他から見られる。[初出の実例]「歯の薄くのぞける口とには金蠅がとまっていた」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の人生観)[ 2 ] 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 顔やからだを、ある場所から外へ出す。[初出の実例]「店口には〈略〉菓子箱とかが頭をのぞけて」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉七月暦) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例