覚善(読み)かくぜん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚善」の解説

覚善 かくぜん

1133-1196 平安後期-鎌倉時代の僧。
長承2年生まれ。高野山北室院の房光に師事して灌頂(かんじょう)をうけ,真言宗中院流をつたえられる。建久5年(1194)高野山検校(けんぎょう)となり,引接(いんじょう)院をひらく。その教えは引接院流とよばれた。建久7年10月死去。64歳。紀伊(きい)伊都郡(和歌山県)出身。字(あざな)は法揚。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む