デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚善」の解説 覚善 かくぜん 1133-1196 平安後期-鎌倉時代の僧。長承2年生まれ。高野山北室院の房光に師事して灌頂(かんじょう)をうけ,真言宗中院流をつたえられる。建久5年(1194)高野山検校(けんぎょう)となり,引接(いんじょう)院をひらく。その教えは引接院流とよばれた。建久7年10月死去。64歳。紀伊(きい)伊都郡(和歌山県)出身。字(あざな)は法揚。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by