覚翁寺(読み)かくおうじ

日本歴史地名大系 「覚翁寺」の解説

覚翁寺
かくおうじ

[現在地名]勝浦市出水

出水山と号し、浄土宗。本尊阿弥陀如来。境内茶水ちやみず井があることから、茶水寺・茶寺ともよばれる。寺伝によれば慶長一六年(一六一一)勝浦城主植村泰忠が開基開山は信誉南光という。初め城内にあって浄林じようりん寺と称したが、寛永一一年(一六三四)に泰忠息の泰勝を葬るため、嫡子泰朝が現在地に移し香花こうげ院と改称、さらに泰勝の幼名覚翁丸をとって改称したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む