日本歴史地名大系 「覚翁寺」の解説 覚翁寺かくおうじ 千葉県:勝浦市新官郷覚翁寺[現在地名]勝浦市出水出水山と号し、浄土宗。本尊阿弥陀如来。境内に茶水(ちやみず)井があることから、茶水寺・茶寺ともよばれる。寺伝によれば慶長一六年(一六一一)勝浦城主植村泰忠が開基、開山は信誉南光という。初め城内にあって浄林(じようりん)寺と称したが、寛永一一年(一六三四)に泰忠息の泰勝を葬るため、嫡子泰朝が現在地に移し香花(こうげ)院と改称、さらに泰勝の幼名覚翁丸をとって改称したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by