親が死んでも食休み(読み)おやがしんでもしょくやすみ

精選版 日本国語大辞典 「親が死んでも食休み」の意味・読み・例文・類語

おや【親】 が 死(し)んでも食休(しょくやす)

  1. どんな場合でも、食後休憩だけはとるべきだの意。どんなに忙しいときでも、休憩なしで働くのはいけないというたとえ。伯母の家が焼きょうとも食(じき)休め。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「親が死んでも食休み」の解説

親が死んでも食休み

どんな場合でも、食後の休憩だけはとるべきである。どんなに忙しいときでも、休憩なしで働くのはいけない。

[使用例] 食後に、ことに満腹後に駆け足運動なんか、もっての外と、私は自分体験から信じていて、栄養学研究者の鷗外説に盲従しなかった。「親が死んでも食休み」とは、無知庶民でさえ昔から言っている[正宗白鳥世相の文学的解釈|1962]

[解説] 「親が死んでも」は「どんな時でも」を強調して言ったもの。

[類句] 伯母の家が焼きょうともじき休め

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