親判(読み)オヤハン

デジタル大辞泉 「親判」の意味・読み・例文・類語

おや‐はん【親判】

娘の身売りなどの際に、親が立ち会って証文に押す印。
十三で売られて、―さ」〈洒・二筋道

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精選版 日本国語大辞典 「親判」の意味・読み・例文・類語

おや‐はん【親判】

  1. 〘 名詞 〙 親が立ち会って証文に押す印。
    1. [初出の実例]「いやならいっそ博多の柳町、長崎の仕替へ、親判入判我等壱人儲けの一間」(出典:歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)四)

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