親厚(読み)しんこう

精選版 日本国語大辞典 「親厚」の意味・読み・例文・類語

しん‐こう【親厚】

  1. 〘 名詞 〙 きわめて親しくすること。また親切で手厚いこと。
    1. [初出の実例]「帝者に親近せず、帝者にみえず、丞相と親厚ならず、官員と親厚ならず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持)
    2. 「幸に締盟諸国の交際は、益々親厚を加へたり」(出典:開院式の勅語‐明治二三年(1890)一一月二九日)
    3. [その他の文献]〔漢書‐酷吏伝・厳延年〕

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普及版 字通 「親厚」の読み・字形・画数・意味

【親厚】しんこう

特に親しい。〔後漢書、楊震伝〕の舅大鴻臚耿寶、中常侍李閏の兄を震にむ。震、從はず。~皇后の兄執金吾閻顯(えんけん)、亦た親厚するを震にむ。震亦た從はず。司劉授、之れを聞き、ち此の二人を辟(め)す。

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