親柄村(読み)おやがらむら

日本歴史地名大系 「親柄村」の解説

親柄村
おやがらむら

[現在地名]広神村親柄・宮沢新田みやざわしんでん

和田わだ川下流にある。南は和田村、北方上流は小平尾おびろう村。正保国絵図に村名がみえ、高四四石余。寛文三年(一六六三)の新田検地帳(宮家文書)では、大肝煎宮孫兵衛立会いで田一九筆・反別一町一反余・石高一四石四斗余を検出。田はすべて中田、名請人七人。天和三年(一六八三)の検地帳写(同文書)では田五町余・畑一町七反余・青苧畑一反余。耕地沢田・水おし・山崎やまざきなどに多い。同所新田の反別は四反余で、地字さわうの下にある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android