観音畑廃寺(読み)かんのんばたはいじ

日本歴史地名大系 「観音畑廃寺」の解説

観音畑廃寺
かんのんばたはいじ

[現在地名]美浜町興道寺

通称観音畑地籍にある奈良時代前期(七世紀後半)の寺跡。付近の茶畑部分の微高地には瓦の散乱がみられ、基壇の一部と推察される。未発掘のため寺域・遺構の存在などは不明であるが、蓮華文の軒丸瓦あるいは軒平瓦などが採集されており、若狭地方では最古の寺院跡であることが判明した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む