観音畑廃寺(読み)かんのんばたはいじ

日本歴史地名大系 「観音畑廃寺」の解説

観音畑廃寺
かんのんばたはいじ

[現在地名]美浜町興道寺

通称観音畑地籍にある奈良時代前期(七世紀後半)の寺跡。付近の茶畑部分の微高地には瓦の散乱がみられ、基壇の一部と推察される。未発掘のため寺域・遺構の存在などは不明であるが、蓮華文の軒丸瓦あるいは軒平瓦などが採集されており、若狭地方では最古の寺院跡であることが判明した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む