日本歴史地名大系 「角生村」の解説 角生村つのうむら 福島県:南会津郡舘岩村角生村[現在地名]舘岩村角生貝原(かいばら)村の南、湯(ゆ)ノ岐(また)川右岸にある。大永六年(一五二六)五月二四日の長沼盛秀寄進状案(新編会津風土記)に「つのう村」とみえ、同村のうち二〇八刈が湯入(ゆのいり)村日光(につこう)神社に寄進されている。元禄七年(一六九四)の村明細帳(星家文書)によると高三五石余、反別九町七反余で畑のみ。寛延(一七四八―五一)頃の村々覚帳(同文書)では免二ツ、家数八・人数三〇。文化一五年(一八一八)の南山御蔵入領組村高帳では高三七石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報