角神遺跡(読み)つのがみいせき

日本歴史地名大系 「角神遺跡」の解説

角神遺跡
つのがみいせき

[現在地名]鹿瀬町鹿瀬 角神

西流する阿賀野川が東にV字形に折れる右岸に発達した河岸段丘上にある。昭和四四年(一九六九)に発見、段丘最上位の標高約一四〇メートルのA地点で、硬質頁岩のスクレーパーナイフ形石器や黒曜石製の石刃など先土器時代に属する打製石器が採集され、郡内最古といわれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 磨製石斧 石鏃

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android