角膜フリクテン(読み)かくまくふりくてん(その他表記)Phlyctenular Keratitis

家庭医学館 「角膜フリクテン」の解説

かくまくふりくてん【角膜フリクテン Phlyctenular Keratitis】

[どんな病気か]
 角膜(黒目(くろめ))の周辺(白目(しろめ)との境界付近)に隆起性の細胞浸潤病巣(さいぼうしんじゅんびょうそう)が生じる病気です。
[症状]
 病巣周囲の白目(結膜(けつまく))には充血がみられ、異物感や痛みが生じます。一種アレルギー反応であり、昔は結核菌(けっかくきん)、今はブドウ球菌(きゅうきん)に対するアレルギーであることが多いとされています。
[治療]
 炎症を抑えるために、ステロイドや非ステロイド抗炎症薬の点眼が用いられます。抗生物質の点眼を併用することもあります。
 点眼治療によく反応しますが、後に再発することが多い病気です。

出典 小学館家庭医学館について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む