角野郷(読み)つのごう

日本歴史地名大系 「角野郷」の解説

角野郷
つのごう

和名抄」東急本は「都乃」(ツノ)と訓ずる。恵美押勝が乱のときに高島郡に逃走し、前少領角家足の宅に宿したとあるが(「続日本紀」天平宝字八年九月一八日条)、この角山君家足(長承二年七月一二日「明法博士中原明兼勘注」近衛家本知信記天承二年巻裏文書)ともみえる角氏は当郷に関係する氏族であろうし、三尾角折君(「日本書紀」継体天皇元年三月一四日条)も同様であろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む