解捨の洗い鹿子(読み)ときすてのあらいかのこ

精選版 日本国語大辞典 「解捨の洗い鹿子」の意味・読み・例文・類語

ときすて【解捨】 の 洗(あら)い鹿子(かのこ)

  1. 鹿子絞りを染めあげた後、そのくくりめを解き捨てて、水洗いして模様白地染料をしみ出させてぼかしたもの。
    1. [初出の実例]「浮世小紋の模様、御所の百色染、解捨(トキステ)の洗鹿子(アラヒカノコ)」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android