解放す(読み)トキハナス

デジタル大辞泉 「解放す」の意味・読み・例文・類語

とき‐はな・す【解(き)放す/解(き)離す】

[動サ五(四)]
つながっているものをほどいて別々にする。「からまった毛糸を―・す」
束縛を解いて自由にする。ときはなつ。「捕らえた鹿を―・す」「古いしきたりから―・す」
[類語]放す放つ解放放れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「解放す」の意味・読み・例文・類語

とき‐はな・す【解放】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. つながっているものや結ばれているものを、解いてはなればなれにする。ときはなつ。
    1. [初出の実例]「互に解き放し難いほど複雑にもつれ合ってゐるものである」(出典:都会の憂鬱(1923)〈佐藤春夫〉)
  3. 束縛を解いて自由にする。ときはなつ。〔羅葡日辞書(1595)〕
    1. [初出の実例]「凍った自分を解き放そうとしてくるのである」(出典:面影(1969)〈芝木好子〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android