触目(読み)しょくもく

精選版 日本国語大辞典 「触目」の意味・読み・例文・類語

しょく‐もく【触目】

〘名〙 目につくこと。目にとまること。また、目にふれるもの。〔漢語字類(1869)〕
※読書放浪(1933)〈内田魯庵銀座築地の憶出「其の頃私が触目した二三瑣談を語らう」 〔晉書‐習鑿歯伝〕

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普及版 字通 「触目」の読み・字形・画数・意味

【触目】しよくもく

みるもの。目にふれるもの。〔晋書、習鑿歯伝〕吾(われ)去る五三日を以て、來(きた)りて襄陽にす。觸目悲感、略(ほぼ)無し。痛惻の事は、故(もと)より書言の能(よ)くするに非ざるなり。

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