言っし(読み)いっし

精選版 日本国語大辞典 「言っし」の意味・読み・例文・類語

いっ‐し【言し】

  1. 〘 連語 〙 ( 「いひし」の変化した語。「し」は過去助動詞「き」の連体形 ) 言った。
    1. [初出の実例]「誰かいっし春の色、実(げに)長閑(のどか)なる東山」(出典:光悦本謡曲・熊野(1505頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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