言置(読み)いいおき

精選版 日本国語大辞典 「言置」の意味・読み・例文・類語

いい‐おきいひ‥【言置】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 言っておくこと。外出して不在にする時、訪問先の人が留守の時など、自分意志を言い残しておくこと。
    1. [初出の実例]「さあ、留守なら、御留守の様に、おかみさんへ言置(イヒオキ)でもわかる事でござりますに」(出典:歌舞伎・金看板侠客本店(1883)四幕)
  3. 死後のために言い残しておくこと。遺言
    1. [初出の実例]「母なる人の、さまかへてうせにしが、ことに心ざし深くて、人にもいひおきなどせられし」(出典:建礼門院右京大夫集(13C前))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む