ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「計量診断」の意味・わかりやすい解説 計量診断けいりょうしんだんnumerical diagnosis 患者に関する情報を数量化し,これをある一定の論理に従って処理をして病名診断にいたる,客観的な診断過程。医師が患者の症状から主として経験と直観に頼って病名を決めていた,従来の臨床診断に対して使われる用語。 1950年代から統計学,コンピュータなどの進歩に伴って始められており,これによる実地臨床を自動診断,コンピュータ診断,論理診断などともいう。また,このような手法によって最適な治療法を決めていくことを,計量治療学という。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by