記憶痕跡(読み)きおくこんせき(その他表記)memory trace

翻訳|memory trace

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「記憶痕跡」の意味・わかりやすい解説

記憶痕跡
きおくこんせき
memory trace

心理学用語。経験の残存過程,または保存機能をになう実体として想定されるもの。たとえば,痕跡間の干渉や融合によって記憶内容の変容や忘却が起ると考えられる。神経細胞内のリボ核酸がこれに関与しているとする説や神経細胞間の閉回路が基礎となるとする説がある。また,経験がのちに再現可能となるためには一定の定着期間が必要なことが知られている。

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