訛りは国の手形(読み)ナマリハクニノテガタ

デジタル大辞泉 「訛りは国の手形」の意味・読み・例文・類語

なまりはくに手形てがた

言葉の訛りで、その人の出身地がわかるということ。

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精選版 日本国語大辞典 「訛りは国の手形」の意味・読み・例文・類語

なまり【訛】 は 国(くに)の手形(てがた)

  1. 言葉のなまりで、その人の出身地がわかるということ。

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ことわざを知る辞典 「訛りは国の手形」の解説

訛は国の手形

ことばのなまりは、通行手形のようなもので、生まれ育った国がどこであるかを示す。話をすれば、お国なまりで生国見当がつく。

[使用例] のみ込めましたよ。「訛りは国の手形」。そういうシツケをして、それぞれの生国をわからなくしてしまうわけですね[井上ひさし*国語元年|1985]

[解説] 通行手形は明治初期に廃止され、方言近代化なか衰退を余儀なくされました。しかし、お国なまりは今なお根強く残っていて、このことわざも折にふれ共感をもって引かれます。

[類句] 言葉は国の手形

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