言葉は国の手形(読み)コトバハクニノテガタ

デジタル大辞泉 「言葉は国の手形」の意味・読み・例文・類語

言葉ことばくに手形てがた

言葉のなまりは通行手形のように、その人の生まれ育った国を表す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言葉は国の手形」の意味・読み・例文・類語

ことば【言葉】 は 国(くに)の手形(てがた)

  1. ことばのなまりは、通行手形のようにその人の育った国を示す証拠となるということ。どこへ行っても、ことばで生国が知られること。
    1. [初出の実例]「詞(コトバ)は国(クニ)の手形(テガタ)にて、自然と出る国訛」(出典歌舞伎・出来龝月花雪聚(真田幸村)(1871)大詰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「言葉は国の手形」の解説

言葉は国の手形

ことばのなまりは、通行手形のようにその人の育った国を示す。どこへ行っても、ことばで生国が知られる。

[類句] なまりは国の手形

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android