訥言(読み)トツゲン

デジタル大辞泉 「訥言」の意味・読み・例文・類語

とつ‐げん【×訥言】

言葉がすらすらと出ないしゃべり方。よどみがちな物言い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「訥言」の意味・読み・例文・類語

とつ‐げん【訥言】

〘名〙
① しぶりがちなことば。口の重いもの言い。すらすらとしないしゃべりかた。〔論語里仁
② なめらかな声にならないでつかえたり、同じ音を何度も繰り返す言い方。

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普及版 字通 「訥言」の読み・字形・画数・意味

【訥言】とつげん

口べた。寡言。〔論語、里仁〕君子は言に訥にして、行ひにならんことを欲す。

字通「訥」の項目を見る

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