寡言(読み)カゲン

デジタル大辞泉 「寡言」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「寡言」の意味・読み・例文・類語

か‐げんクヮ‥【寡言】

  1. 〘 名詞 〙 ことば少ないこと。無口。寡黙。かごん。⇔多言
    1. [初出の実例]「彼(か)の貞淑寡言(カゲン)良妻をして」(出典:厭世詩家と女性(1892)〈北村透谷〉)
    2. [その他の文献]〔礼記‐内則〕

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普及版 字通 「寡言」の読み・字形・画数・意味

【寡言】か(くわ)げん

言葉が少ない。晋・陸機〔漢の高祖功臣の頌〕絳侯は質木質朴)にして、略(はかりごと)多く言寡なし。

字通「寡」の項目を見る

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