精選版 日本国語大辞典 「訳知顔」の意味・読み・例文・類語 わけしり‐がお‥がほ【訳知顔】 〘 名詞 〙① 遊里や遊びなどの事情によく通じているような様子。粋人ぶった顔つき。わけたてがお。[初出の実例]「このみちのわけしりがほに〈略〉なをこひくさをたきつけ給ふこと」(出典:評判記・もえくゐ(1677))② 事情をよく知っている、というような態度や顔つき。[初出の実例]「カン太郎は、わけ識り顔に喋る」(出典:動物の葬礼(1975)〈富岡多恵子〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例