証文の出し遅れ(読み)しょうもんのだしおくれ

精選版 日本国語大辞典 「証文の出し遅れ」の意味・読み・例文・類語

しょうもん【証文】 の 出(だ)し遅(おく)

  1. 事の処置が間に合わないで、時機をのがしたために効力を失うことのたとえ。
    1. [初出の実例]「あなかしこあなかしこ。証文の出(ダ)しおくれ、出損(でそん)になる事なかれ」(出典:俳諧・本朝文選(1706)一〇・讚賛類・紫芝岡賛〈許六〉)

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ことわざを知る辞典 「証文の出し遅れ」の解説

証文の出し遅れ

証文を出し遅れたために、役に立たなくなること。事の処置が間に合わなかったために、効力を失うことのたとえ。

[類句] 後の祭六日の菖蒲十日の菊

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