詐欺師フェーリックス・クルルの告白(読み)さぎしフェーリックス・クルルのこくはく(その他表記)Die Bekenntnisse des Hochstaplers Felix Krull

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

詐欺師フェーリックス・クルルの告白
さぎしフェーリックス・クルルのこくはく
Die Bekenntnisse des Hochstaplers Felix Krull

ドイツ小説家トーマス・マンの小説。 1954年刊。破産した工場経営者の息子フェーリックスはパリホテルボーイになり,やがてにせ侯爵として世界旅行に出かけ,汽車で知合った博物館長のリスボンの家で,その妻と娘を誘惑する。芸術家主人公とした小説の変奏で,作者の死により未完に終ったユーモラスな悪者小説

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む