詐欺師フェーリックス・クルルの告白(読み)さぎしフェーリックス・クルルのこくはく(その他表記)Die Bekenntnisse des Hochstaplers Felix Krull

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

詐欺師フェーリックス・クルルの告白
さぎしフェーリックス・クルルのこくはく
Die Bekenntnisse des Hochstaplers Felix Krull

ドイツの小説家トーマス・マンの小説。 1954年刊。破産した工場経営者の息子フェーリックスはパリのホテルのボーイになり,やがてにせ侯爵として世界旅行に出かけ,汽車で知合った博物館長のリスボンの家で,その妻と娘を誘惑する。芸術家を主人公とした小説の変奏で,作者の死により未完に終ったユーモラスな悪者小説。

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