詠歌大概抄(読み)エイガタイガイショウ

デジタル大辞泉 「詠歌大概抄」の意味・読み・例文・類語

えいがたいがいしょう〔エイガタイガイセウ〕【詠歌大概抄】

安土桃山時代の注釈書。6巻2冊。細川幽斎著。天正14年(1586)成立。「詠歌大概」の三条西実枝講義による聞き書きと、「秀歌之体大略」の注解を収めたもの。詠歌大概聞書

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「詠歌大概抄」の意味・読み・例文・類語

えいがたいがいしょうエイガタイガイセウ【詠歌大概抄】

  1. 注釈書。六巻二冊。細川幽斎著。天正一四年(一五八六)成立。「詠歌大概」についての解説、注解と「秀歌之躰大略」の注解とから成る。三条西実枝の講義の聞書。宗祇著の同名の書を中心に、集大成したもの。詠歌大概聞書。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android