三条西実枝(読み)さんじょうにし さねき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三条西実枝」の解説

三条西実枝 さんじょうにし-さねき

1511-1579 戦国-織豊時代の公卿(くぎょう),和学者
永正(えいしょう)8年8月4日生まれ。三条西実隆(さねたか)の孫。三条西公条(きんえだ)の子。祖父と父にまなび,和歌にすぐれ,有職(ゆうそく)故実に通じた。天文(てんぶん)13年正二位。天正(てんしょう)7年内大臣にすすみ,同年1月24日死去。69歳。歌論書に「初学一葉」,有職故実書に「三内口決(さんないくけつ)」がある。初名は実世,のち実澄。法号は三光院。法名は豪空

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android