同一の題で左右がそれぞれ和歌と漢詩をつくり、その優劣を競う行事。漢詩と和歌との接触により行われるようになった。1133年(長承2)藤原忠通(ただみち)が挙行した「相撲立(すまいだて)詩歌合」が現存最古のもので、古人の詩歌の秀逸を選んで20番ある。盛んになったのは鎌倉時代からで、藤原良経(よしつね)の1205年(元久2)の詩歌合30番が有名で、これに倣い「建保(けんぽう)元年(1213)内裏詩歌合」が催された。また批評のない自詩歌合として「定家卿独吟詩歌(ていかきょうどくぎんしいか)」「和漢名所詩歌合」「和漢朗詠題詩歌」などがあり、その後「康永(こうえい)二年(1343)五十四番詩歌合」「文安(ぶんあん)詩歌合」「文明(ぶんめい)十四年(1482)三十六番詩歌合」、翌年の「六十番詩歌合」がある。
[大曽根章介]
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新