精選版 日本国語大辞典 「詰合」の意味・読み・例文・類語
つめ‐あい ‥あひ【詰合】
〘名〙
① 同じ所に詰めていること。同じところに出勤していること。また、その人。
② 相手を互いに責め合うこと。論じあうこと。詰め開き。
※狂言記・富士松(1660)「なんぢとそれがしと千日千夜つめあひをいふたとも」
つめ‐あ・う ‥あふ【詰合】
〘自ワ五(ハ四)〙
① 同じ場所に集まる。ともに同じところに出仕する。
② 相手を互いにせめ合う。互いに接近して激しく戦う。また、論じ合って互いに詰めよる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※前訓(1773)上「御ちいさきを御痛はり、先へ御つめあひ、随分神妙になされ下さるべく候」
つめ‐あわ・せる ‥あはせる【詰合】
〘他サ下一〙 つめあは・す 〘他サ下二〙
① 軍(いくさ)で、同時に集まって攻め、接近して激しく戦う。
※太平記(14C後)七「攻(ツメ)合せ開き合せ散々(さんざん)に射る」
つめ‐あわせ ‥あはせ【詰合】
〘名〙 一つの箱やかごなどに二種類以上の品物をいっしょに入れること。また、その入れたもの。つみあわせ。〔英和商業新辞彙(1904)〕
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