詰合(読み)つめあい

精選版 日本国語大辞典 「詰合」の意味・読み・例文・類語

つめ‐あい‥あひ【詰合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 同じ所に詰めていること。同じところに出勤していること。また、その人。
    1. [初出の実例]「此下氏には、早朝よりの御詰合(ツメア)ひ」(出典:歌舞伎・狭間軍記鳴海録(桶狭間合戦)(1870)大詰)
  3. 相手を互いに責め合うこと。論じあうこと。詰め開き。
    1. [初出の実例]「なんぢとそれがしと千日千夜つめあひをいふたとも」(出典:狂言記・富士松(1660))
  4. 将棋で、王将を追いつめて勝ちを得ようとすること。
    1. [初出の実例]「つむところは人間の知慧により、将棋の学によるべし。つめあひは法問におなじ」(出典:咄本・鹿の巻筆(1686)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む