詰袖(読み)ツメソデ

デジタル大辞泉 「詰袖」の意味・読み・例文・類語

つめ‐そで【詰(め)袖】

袖丈全部を身頃みごろに縫いつけた袖。また、その着物男物あわせ羽織の袖がその例。付け詰め袖。

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精選版 日本国語大辞典 「詰袖」の意味・読み・例文・類語

つめ‐そで【詰袖】

  1. 〘 名詞 〙 袖付が縫合されていて、八つ口のない着物。また、それを着る人。すなわち、一八歳以後の女。振袖に対する語。留袖(とめそで)
    1. [初出の実例]「つめ袖をふりにあけたるといちしるく」(出典:仮名草子・都風俗鑑(1681)四)

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