読初め（読み）ヨミゾメ

デジタル大辞泉

よみ‐ぞめ【読（み）初め】

新年に、はじめて書物を読むこと。《季 新年》「―や読まねばならぬものばかり／万太郎」

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

よみ‐ぞめ【読初・詠初】

1. 〘 名詞 〙
2. ① 新年にはじめて書物を読むこと。《 季語・新年 》
   1. [初出の実例]「よみ初にひらくや天下泰平記〈拙哉〉」(出典：俳諧・大海集（1672）一)
3. ② 新年にはじめて詩歌を詠むこと。また、その催し。
   1. [初出の実例]「よみぞめからよみぞめまで、一年に一ぺん出席する人物」(出典：滑稽本・戯場粋言幕の外（1806）下)

出典　精選版 日本国語大辞典