読違(読み)よみちがえ

精選版 日本国語大辞典 「読違」の意味・読み・例文・類語

よみ‐ちがえ‥ちがへ【読違】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よみちがい(読違)
    1. [初出の実例]「若しあまりに早く読まんと思ふ時は、よみおとし、或は、よみちがへなど多きものなり」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉四)
  3. 見通しなどを誤ること。
    1. [初出の実例]「見くびって過ぎたのは〈略〉読みちがへといふことになる」(出典:狂風記(1971‐80)〈石川淳〉三五)

よみ‐ちがい‥ちがひ【読違】

  1. 〘 名詞 〙 読みまちがうこと。読みちがえ。
    1. [初出の実例]「看板の読(ヨ)み違(チガ)い」(出典咄本・鹿の巻筆(1686)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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