調整コスト(読み)ちょうせいコスト(その他表記)adjustment cost

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「調整コスト」の意味・わかりやすい解説

調整コスト
ちょうせいコスト
adjustment cost

一般的には,経済主体が与件の変化に伴い資源配分の変化を余儀なくされることによって被るコストのことを指すが,より限定的には,企業の投資行動における基本的な概念として用いられている。新古典派の静態的投資行動論においては,資本に対する需要は投資需要ではなくストックで表されている。 1960年代以降,こうした新古典派の投資行動論に調整コストの概念を導入することにより,企業の投資行動の理論の動学化を図る試みが相次いでなされ,現在に至っている。

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