日本歴史地名大系 「諸喜田村」の解説 諸喜田村すくじやむら 沖縄県:沖縄島北部今帰仁村諸喜田村[現在地名]今帰仁村諸志(しよし)志慶真(しじま)村の東に位置し、東は与那嶺(ゆなーみ)村。スクジャ(シクジャ)、あるいはスクージャ(シクージャ)と発音する。スクジャのスクはグスクのスクに通じ、拝所や御嶽などの意、ジャは清らかな水が湧き出る泉の意で、諸喜田(すくじや)の御嶽(集落東方にある。現在は諸志御嶽とよばれ、与那嶺地内にもかかる)のなかにあるフプガーにちなんだ地名ともいわれる。万暦二〇年(一五九二)一〇月三日の辞令書(辞令書等古文書調査報告書)によると、「しよきたはる」などにあった与那嶺里主所の田六カリヤ(四九マシ)などが玉城大屋子に与えられている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by