諸天三宝(読み)ショテンサンボウ

デジタル大辞泉 「諸天三宝」の意味・読み・例文・類語

しょてん‐さんぼう【諸天三宝】

天界諸神と、仏・法・僧の三宝
諸天三宝にかけて」の意の誓いの言葉。必ず、きっとの意。
道理が立たずば、―、言葉の下に討って捨つるぞ」〈浄・西王母

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精選版 日本国語大辞典 「諸天三宝」の意味・読み・例文・類語

しょてん‐さんぼう【諸天三宝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「諸天も三宝も御照覧(ごしょうらん)あれ」の意 ) 誓いを立てるときにいう語。
    1. [初出の実例]「道理が立たずは、諸天三宝、ことばの下に討ってすつるぞと、腰の刀を捻(ね)ぢ廻せば」(出典浄瑠璃・日本西王母(1699頃)四)

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