20世紀日本人名事典 「諸星静次郎」の解説
諸星 静次郎
モロホシ セイジロウ
昭和・平成期の蚕糸学者 東京農工大学名誉教授;江戸川大学名誉教授。
- 生年
- 大正3(1914)年3月24日
- 没年
- 平成13(2001)年1月5日
- 出身地
- 神奈川県秦野市
- 学歴〔年〕
- 九州帝国大学農学部〔昭和14年〕卒
- 学位〔年〕
- 農学博士(九州大学)〔昭和20年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 日本蚕糸学賞〔昭和32年〕,日本農学賞〔昭和46年〕,読売農学賞〔昭和46年〕,蚕糸科学功績賞〔昭和48年〕,紫綬褒章〔昭和51年〕,日本学士院賞〔昭和58年〕,勲二等旭日重光章〔昭和61年〕
- 経歴
- 昭和14年グンゼ入社、21年蚕種部品種課長、36年蚕種部事業部長兼蚕桑研究所長を歴任。38年9月東京農工大学農学部教授、43年2月から農学部長を務め、52年退官。53年5月農水産系連合大学院創設準備室長、54〜60年東京農工大学学長。55年昭和天皇にご進講。平成2〜10年江戸川大学学長。元日本学術会議会員。蚕の発育やホルモンの研究で日本学士院賞などを受賞。日本蚕糸学会会長を務めた。著書に「蚕の発育生理」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報