謡込(読み)うたいこみ

精選版 日本国語大辞典 「謡込」の意味・読み・例文・類語

うたい‐こみうたひ‥【謡込】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 能楽で、囃子(はやし)が一段落するのを待たないで、囃子が演奏している終わりの部分にかぶせてうたい始めること。
  3. ② 客の方から、目的地を示して行ってくれと頼んで来ることをいう、人力車夫仲間の隠語。
    1. [初出の実例]「おれの所へうたひ込みで」(出典:歌舞伎・富士額男女繁山(女書生)(1877)序幕)

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